継続的に維持管理を実施している鶴岡市にて、今年は施肥に重点を置いた講習会を行いました。
新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、今回は一般募集は行わず、施設の皆様20名とボランティアにて、8本の木に肥料を施しました。

春の花が終わり、新芽を伸ばし栄養を蓄える今は、来年の花芽を作る大切な時期です。
適切な栄養分を与えることで、丈夫な花芽をつけてくれるそうです。
樹木医の砂山隆司先生の指導の下、深さ30センチほど彫った穴に2種類の肥料と、腐葉土を入れ、土を戻しました。


施肥は一度に行わず来年以降も継続的にできるよう、埋めた場所がわかるよう、石をみんなで置きました。



暑い中の作業でしたが、参加者のみなさんは「来春の花が楽しみだね」と緑いっぱいの空を見上げていました。
見上げるとたくさんの実生。新しく芽吹くものもあるかもしれません。
隣接するケヤキの森には30本以上の桜並木があり、そちらは今後診断を進めて行く予定です。
この研修会は、公益財団法人山形県みどり推進機構令和2年度緑化推進事業の助成を受け、実施しました。
魚もたくさん泳いでおり、豊かな自然に囲まれた場所です。
※作業にはマスクを着用し、感染防止に努めながら実施をしております。