東日本大震災から9年が経ちました。毎年春が来ると、全国各地で桜の便りが聞かれ、山々には霞んだような薄いピンクが色を差して私たちを優しい気持ちにさせてくれます。
東北には、美しい桜並木や大地に深く根を張り立っている一本桜、季節が巡るのを感じさせてくれる残雪の中の桜、様々な表情を見せてくれる桜がたくさんあります。
今年は、ステイホーム期間となり、外出を控えていた方が多く、映像で花を楽しまれた方も多かったのではないでしょうか。
東北・夢の桜街道推進協議会、美しい多摩川フォーラム、当フォーラムが提唱し、官民連携・協働で展開している「東北・夢の桜街道運動」を推進している山形信用金庫様は、桜の名所の清掃活動や、地域の小学生が描いた「さくら咲く・美しい山形」絵画展等、美しい東北の桜を全国の方に観に来ていただこうと継続的に活動を行っています。
また、地元の皆さまのご協力によって東北の復興を応援するため「当フォーラム」への寄付金付金利優遇定期預金を発売し、「美しい山形・最上川フォーラム」の活動支援を行っていただいております。
この度、山形市の山形信用金庫山形営業部にて、活動費の贈呈式が行われました。
「今年はコロナウィルス感染症拡大防止により、今年は絵画展や清掃活動も自粛をしております。現在も世の中は大変な状況にあります。そのような中、地域のお客様から協力をいただいて、今年も活動費をお渡しすることができました。終息したらまた来年度はこれまで通りの行事に取り組みたいと願っています。」と、山口理事長様よりお言葉をいただきました。
いただいたご寄付は、夢の桜街道推進運動への活動に充てさせていただきます。これまでより尚一層、地域づくり、人づくり、環境づくりに県民の皆様と取り組んでまいります。