桜の維持管理を通じて地域や環境に関心を持ってもらおうと、今年度は3カ所で桜の講習会を開催しました。
この事業は、令和3年度緑の環境づくり推進事業の助成金を活用し、地域の団体を中心として様々な方にお集まりいただき、桜の植樹や手入れを通じて、緑の大切さや環境保全について伝えると共に、地域づくりを皆さんと考えて行こうと実施しているものです。
その中で、鶴岡市由良地域では、一年を通じて多くの人が訪れる海岸沿いに、桜の並木を作りたいと昨年度から勉強会等を行ってました。防風や塩害に負けないような工夫を凝らしながら、小学生親子等、多くの方に参加いただいて植樹と講座を実施しました。


また、継続的に開催している金山町では、地域の小学校閉校等の流れもありながらも、地域に人が集まれる場所を作りたいと、多世代での取り組みが続けられており、毎年少しずつ、手入れを進めています。



鶴岡市のケヤキの森でも、年数が経過し、傷んだ枝や枯れた樹木の様子や、理由なども探りながら、毎年活動を続けています。


桜は、花や緑が過ぎた、秋から冬が手入れの時期です。講座を開催してみたいという方や団体は、当フォーラムまでお問い合わせください。
また、樹木医による診断や質問への回答等も行っておりますので、ご連絡ください。
10年後、100年後まで、美しい桜が咲き続けるような環境を作って行きたいですね。
