美しい山形・最上川フォーラム置賜地域部会では、9月に庄内海岸の視察研修を行い、山形県における海岸漂着物の現状と、マイクロプラスチック問題について現地で研修会を行いました。
もっと広く、多くの人に知っていただきたいと11月11日に長井市交流センターふらりにて、講師にNPO法人パートナーシップオフィスの大谷明さんをお呼びし、県内だけでなく、世界の海洋の現状とマイクロプラスチックについてお話をいただきました。
日曜日の朝でしたが、30名近くの方にお集まりいただきました。

県内でも多くの方に参加協力をいただいているクリーンアップのデータや庄内海岸でのゴミの回収による漂着物問題への効果など、たくさんの資料や映像も交えながらのお話に、皆さん真剣に耳を傾けていらっしゃいました。



私たちの生活を大きく向上させ、便利で安全にしてくれる良い面もたくさんあるプラスチックですが、一方で、海の動物や環境に大きな影響を与えています。
現状を知り、何ができるのか、小さな一歩でも歩み出すことが、明日の私たちにもつながっていくと思います。
参加された皆さんからは、たくさんのご意見が寄せられました。特に一番前に座っていた高校生の皆さんの表情が印象的でした。
終わってからの感想では、「私たち大人が作り出したものは、きちんと大人が対処していかなくてはならない」という声も聞かれました。
置賜地域部会では、今後勉強会を重ねて、マイクロプラスチックに関する紙芝居づくりを行っていく予定です。
