2023年12月の記事一覧

第9回全国川ごみサミットの動画が公開されました

 2023年11月18日(土)に、諏訪湖ハイツ(長野県岡谷市)にて 全国川ごみネットワーク、海と日本プロジェクトin 長野、下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会が共催し、「第9回川ごみサミットin諏訪湖」を開催しました。 当日の様子をYoutubeで公開します。(2024年3月31日までの期間限定です)  

 

 今回は、『川と海の見えないごみ=マイクロプラスチック=を考える』をテーマに 第1部では、諏訪湖のごみの状況、子どもたちの活動などの発表。 第2部では、徐放性肥料プラスチック、人工芝などのマイクロプラスチックについての問題提起、国土交通省の取組などを発表。 その後、参加者からの質問や意見を中心に、 市民、学識者、行政、プラスチック関連業界団体など様々な立場の方々と共に意見交換をしました。    

https://kawagomi.jp/2023/12/summit9_video/

0:00:00 オープニング 0:00:37 開会 挨拶・趣旨説明       

     下諏訪町諏訪湖浄化推進連絡協議会 会長 長崎圭祐       

     全国川ごみネットワーク 代表理事 金子 博

0:07:53【第1部 諏訪湖ごみ調査 [見えるごみ] ~諏訪湖からの発信 】       

              諏訪湖のごみ調査報告       

              ① 諏訪湖創生ビジョン推進会議  田邊皇子       

              ② 信州大学 大学院修士1年 﨏川岳大 0:28:39  

              子どもたちの発表       

              諏訪市立上諏訪中学校 3学年(映像)       

              下諏訪町立下諏訪南小学校 6年1組       

              岡谷こどもエコクラブ 0:43:44  

              啓発ツールの贈呈 0:46:20  

              総評・コメント 同志社大学 経済学部 准教授 原田禎夫

0:55:50【第2部 川のマイクロプラスチック [見えないごみ] を考える ~全体討議 】      

              問題提起       

              ① 四日市大学 環境情報学部 教授 千葉賢 1:09:52  

              ② 環境ジャーナリスト 栗岡理子

1:26:53 関係者から 国土交通省 河川環境課  阿河一穂

1:37:25 意見交換

2:54:05 まとめ・閉会挨拶      

               全国川ごみネットワーク 副代表理事 佐山公一      

               海と日本プロジェクトin 長野 事務局長 久保善一

※公益財団法人河川財団による河川基金の助成を受けて実施しました

※日本財団が推進する海と日本プロジェクト CHANGE FOR THE BLUEの一環として行われました

【ご案内】第10回美しい地球環境講座

 第10回美しい地球環境講座開催のお知らせ

テーマ:「 条件付き特定外来種に指定されたアメリカザリガニ、 生態系に及ぼす影響と対策 」

日 時:2024 年 1 月13 日 (土)10:00 ~ 11:30

場 所:仙台市戦災復興記念館 (4 階 研修室) 会場 :40名/オンライン:100名

※下記会場対面式とオンライン配信ハイブリット開催 (参加費無料)

参加方法:以下の URLもしくはQRコードの Googleフォームに必要事項を記入しお申込み下さい。

https://forms.gle/pH9GjfsNEVpF9ZDdA

※会場にご来場の方限定で、 希望者には環境活動への参加を証明する 「BEFORE CARD] を配布いたします。 詳細は E-TEC の HP を参照ください。 

講師 : 高橋 清孝 (NPO法人シナイモツゴ郷の会)  

 10 ~ 20 年前はブラックバス対策が主課題でしたが、近年は多くの外来種の侵入と被害が報告され、多様な対策が求められています。水中では、複数の外来種が相互に激しく競争しながら生育しています。今や、単一種の防除では十分な成果を上げることができず、複数種を対象とした総合的防除を検討する段階に入っていると考えられます。シナイモツゴ郷の会ではブラッ クバスとアメリカザリガニの両種を防除しています。主題のアメリカザリガニについては、6 月に条件付特定外来生物に指定され、各地で防除活動が始動しました。アメリカザリガニの防除活動を継続しているため池では様々な生き物がよみがえっています。 全国 15 万個のため池のほんの一部ででも、適切な防除が行われれば、さらに多くの生き物を復元できます。  

講師紹介:1979 から 2012 年まで宮城県水産試験場ほか県内の水産試験場で魚介類の増養殖、資源管理を担当。 2012 から 2022 年まで漁業情報サービスセンター東北出張所で漁海況情報の収集 ・ 提供。1993 年品井沼を模式産地とするシナイモツゴを大崎市里山で再発見。2002 年に結成したシナイモツゴ郷の会にて、ブラックバスとアメリカザリガニを退治しながらシナイモツゴやゼニタナゴが生息するため池を増やし保全している。水産学博士。

 

共同主催 : ( 一財 ) 山形県理化学分析センター、特定非営利活動法人 環境生態工学研究所 (E-TEC)  

 

お問い合わせ:特定非営利活動法人環境生態工学研究所
TEL: 022-293-2281
FAX: 022-349-9574
E-mail: e-tec@world.ocn.ne.jp

詳細はコチラから→

美しい環境2401.pdf